卒乳または断乳の記録(4)


5日目。
それは悲痛な泣き声でした・・・。

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4日目も穏やかに過ごし、無事に授乳無しで就寝。「あー、これで終わったかなー」と思いながら仕事をしていた夜中3時。寝室から「ひーん」と泣く声が。最近(特に授乳を止めてから)は朝までグッスリ寝てくれていたので、「あら、めずらしい」と思って寝室に戻ると、目はつぶったままでグズグズ泣く娘。しばらく背中をトントンしていると、寝付くどころか泣き声が大きくなり、私の手を払いのけ、ベッドに突っ伏してますます激しく泣き叫んだり、駄々をこねるようにジタバタしたり。抱っこをしてやろうにも身をよじって嫌がり・・・。

泣きすぎて吐くんじゃないかと思う程で、無理矢理にでも抱っこすると、私の胸元を力一杯叩いたり、胸に顔を押し付けて泣き叫ぶ娘。

ああ、おっぱいが欲しいのね・・・。

「なんでくれないのよー」という娘の悲痛な思いは、最終的には、「ギャーーーー」っという、泣くとも叫ぶともつかないような声に変わり、そのままけいれんを起こしてしまうんじゃないか、と怖くなるくらいでした。

この4日間、「あまり欲しがらなかったから、楽だったな」なんて思っていたけれど、実はずっと、ものすごく我慢していたのかもしれない。泣き叫びながら胸元を叩き続ける娘の気持ち思うと、ホントに申し訳なくなって、ごめん、ごめんよー。あげられなくてごめんよーーと私も一緒にボロボロ泣きながら抱っこし続けました。1時間程泣き叫んだ娘は、泣き疲れたのか諦めたのか、再び眠りについたのだけれど、どんなに泣いてもあげられないのがこんなにも辛いとは・・・。

本当に今止める必要があるの??
こんなに泣くなら、もう少しあげても良いんじゃないの?
いやいや4日間も我慢させたんだから、私が負けちゃダメだ!
と、いろんな思いが頭の中をグルグル駆け巡りました。

卒乳は母親のほうが試練かも・・・なんて思ったけど、やっぱり子どもにもすごい負担なんだなーと実感。1歳4ヶ月だから、もはや栄養源ではなく、「精神安定剤」的な要素が大きかったと思うしね。

卒乳って思っていたけれど、あの泣き叫ぶ姿を見ると、ウチは「断乳」だったかな。そんなことを思った夜でした。
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