この言葉を胸に



読んだのは、もうだいぶ前なんですが、この頃イロイロと深く考えちゃうことがありまして、本棚から引っ張りだして再読中。この本は、以前の日記でも書いた「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」と同様、とにかくタイトルがすばらしい。

「思いわずらうことなく愉しく生きよ」

悩めるとき、落ち込んだとき、行く先が見えないとき。
時々、声に出して呟いてみます。

物語は、3姉妹が抱えるそれぞれの問題と、それと向き合う3人の、やっぱりそれぞれの生き方が描かれているのですが、私は、次女の治子に共感するところが多いかな。そんな次女・治子が文中で言う台詞。

人生は考え抜くものじゃなく、生きるものなのよ。

この台詞を、日々のグダグダの私へ。
そして、今、悩める友人にも。

共に、泳ぐのに安全でも適切でもない人生を、思いわずらうことなく愉しく生きるために。
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