読めない本の話
読めない本=買ったのに、未だ読み終えていない本のことです。
私の本棚で、かなり長い間、読めないままでひっそりしまわれているのが、この「博士の愛した数式」と、数年前に話題になった「白い犬とワルツを」の2冊。
読めない理由は、それぞれにあって。
「白い犬とワルツを」は、おじいさんが、そっと泣き妻(おばあさん)を思い出すだけでブワッと泣けて、何度トライしても、号泣しすぎて読み進めることが不可能。毎回「これ以上は無理(泣)」と本棚に戻す繰り返しです。この本、年を取るとともに、もっと読めなくなりそうだから、このままずーっと読めないんじゃないだろうか。
「博士の愛した数式」は、悲しいとか泣けるとか、そういうことが問題じゃなく、読めない理由は私が「数字(数学)アレルギー」だから。日常生活で必要になるチョットした計算もイヤなのに、緩やかに進む物語のあちこちに、出てくる数式・・・。その都度、その数式を理解しようとして、挫折。「博士は素数が好き」というところで、止まったままです。ページにしてわずか90P弱・・・。
ものすごく読みたいのに、数列が出るたびに止まってしまう・・・そんな私に朗報。
近々、フジテレビの土曜プレミアムで映画が放送されるようです。
映像で見たら、最大の難関「数式」部分もクリアできるかなー。